デビューおめでとう!
プエク(ってなんだっけ…)での推し、ユンソンが10月28日、ウリムエンターテインメントよりDRIPPINとしてデビューします!!!!
おめでと~~~~~~~~~!
てことでデビュー前に思いの丈を記録しよう、です
ユンソンの好きなところ一つだけあげてください、って聞かれたらあたしは音に身を任せた瞬間の表情って答える。なんせ堕ちたのが事務所評価のフリーダンスみたときなので。もちろんパフォーマンスは本人の楽曲理解・意図が含まれて表現されたものとわかっているけど、それでもなんかユンソンは音と共にあるひとというか、音によって自己が解放されるひとという感じがして、そういうところが本当に本当に好き。
アイドルを夢見たきっかけは?
ユンソン:初めて踊りと歌に興味を持ち始めたのが子供の頃です。そのときSE7EN, RAIN,マイケル・ジャクソンなどがテレビに出ていたときですごくかっこいいんです。また幼い頃カラオケに行って、そのときから僕がサングラスをかけて革ジャケットを着て、一つずつ何かを投げながら踊ったそうです。それを見て両親がこの道に進めてくれました。
音楽を通じて伝えたいことはありますか?
ユンソン:ダンスを踊るとき表現力を非常に重視するタイプですが、感性的なcrush先輩たちの音楽を聴くと、あるインスピレーションが思い浮かぶんです。自分もそのような音楽を聴かせたいです。
THE STAR 2020年6月号
人間が潜在的に持ってる音への憧憬をここまで鮮やかに華やかに体現できるひと、なかなかいないんじゃ…?しかも雑誌インタビューではこの回答。
自分が望む夢のためにすべての情熱を注ぎこむ、人生で一番いい時期だ。本格的な活動に始動をかけた今、この先どんなアーティストになろうと心に決めているか。
ユンソン:今のように音楽を愛する心が変わらなければいいと思う。
DAZED 2019年9月号
最高( ; ; )
音楽への愛を基礎としたアイドルを目標としていること(成績にこだわることで音楽への気持ちが歪むのは辛い)、本当に音楽が好きな子ってわかる答えで泣ける。
ここ最近のコンテンツはユンソンの性格を垣間見れる場面が結構あって、実直もしくは愚直なひと、という印象が深まった。
まずはアレゴリーの話
DRIPPIN(드리핀) | Allegory of ‘DRIPPIN’ [Inside a Box] HWANG YUN SEONG | 황윤성
DRIPPIN(드리핀) | Allegory of ‘DRIPPIN’ Production Video
ユンソンの部屋はリーダーとしての葛藤(公式による解説)と練習生という立場ながらメディア露出が多かった、当時の少し特異でもどかしかった時期の2つを表現した部屋にみえた。プロダクションフィルムでの解説に加えて、自分なりの解釈を記録する。
部屋に登場するアイテムは①難破船 ②水槽 ③サボテン ④疑問符(オブジェ)の4つ。
①難破船
ノ・ジフン監督:背景を見ると漂流する難破船とか方向が掴めない船の揺れをモチーフに部屋を制作しました
DRIPPIN(드리핀) | Allegory of ‘DRIPPIN’ Production Video より
この部屋は夢の中ではないけど、難破船が登場する夢には意味があるそうで
解決出来そうにない困難な課題や人間関係のトラブルを乗り越え再出発しようと努力していることの暗示
難破船が視覚的に直接的に示す比喩が、先のみえない「不安」であることには間違いなく、ユンソン自身の当時の心象を表すのに的確なモチーフであると同時に、希望的な意味が背後に込められている(かもしれない)のがすごく良いなと思った。
あとアルバムタイトルが公開された今となっては、この部屋で既にBoyagerの提示をし始めていたのかもしれないと思うとエモい。舵をとるのはユンソンなのだから。
②水槽
これに関しては公式からの解説はない。そもそも水槽かも定かじゃない。ただ言えるのは、「閉塞感と周囲の視線が共存した部屋」であること。難破船の表現がメインであれば、普通にヒョプの部屋と同じように海と部屋が溶け込むような形をとればいいだろうに、わざわざ閉じ込められているような形をとったのには意味があると感じてしまう。
ユンソンは他のメンバーと比べて注目を集める機会が多かったように思う。練習生という閉鎖的な環境に身を置きながら、ブランドモデルとして定期的にオリジナルコンテンツが公開されたり、ペンサが行われたり、個別に雑誌のインタビューがあったり。大衆の視線を他のメンバーよりも浴び、それでいて会社に戻れば練習漬け、その両面を抱えながら過ごす日々は苦しかったんじゃないだろうか。それがここに表れている気がする。
③サボテン
サボテンは普通乾燥地域に分布する。となると、湿気しかなさそうなこの空間にサボテンがあるのはおかしい。裏を返すとサボテンをこの部屋にわざわざ配置するのには何か意味があるということ。
では、サボテンの花言葉は何なのか。
サボテンの花言葉
「燃える心」「偉大」
「暖かい心」「枯れない愛」
「燃える心」「偉大」の花言葉は、厳しい環境下でも大きく成長し、燃えるような色彩の花を咲かせることに由来する
サボテンの英語の花言葉
"endurance" "ardent love"
"grandeur" "warmth"
そういうことです(そういうことです)
④疑問符(オブジェ)
ノ・ジフン監督:自分も何も知らない白紙みたいな状態で誰かをリードしていかなければならない立場になったことへのプレッシャーが最初は少しあったそうです。それで「どんな方向に進めればいい?」といった恐れがあった。(中略)自分も答えがわからずどこに向かって行けばいいか分からない漠然とした恐れを疑問符というオブジェで表現しました。
ユンソン:会社に入ってみたら僕がリーダーの役を果たしてたんです。それで「どうリードしてどんなチームにしていけばいいんだろう」「目標はどう設定して進めばいいだろう」というリーダーという役割について色々疑問があったんです。ぶつからなきゃならないこともたくさんありました。
DRIPPIN(드리핀) | Allegory of ‘DRIPPIN’ Production Video より
THE STAR6月号でのインタビューでも、ゴルチャリーダーのデヨルに相談に乗ってもらってるって話してましたよね。
と4つのアイテムからこういう解釈をしたオタクなので、アレゴリーのユンソンをみるとなんとなく辛くなってしまい数えるほどしかみてません(最悪)
まあ撮影自体は近所のアホの兄ちゃん丸出しで楽しそうにやってらっしゃいました………よかったです………
次!リアリティ!
DRIPPIN한 아이들의 첫 번째 이야기 📝|WE ARE DRIPPIN! EP.1
Q. デビュー過程が険しかったらしいが、リーダーとしてどんな気持ちだった?
A. ずっと心配してました。当時は困ってました。僕がどうすればいいんだろうと。すごく辛くてちょっと悔しかったんです、見た瞬間。でもメンバーたちが「落ち込まないで」という風に力になる言葉を言ってくれて。メンバーたちの励ましのメッセージのおかげでよく克服できたと思います。
( ; ; )( ; ; )
この部分、「何を」見た瞬間のことかははっきりと言わなかったけど、おそらくファイナルの景色のことなんでしょうね… この回答本当にしんどかった…
연습! 그리고 또 연습!🕺|WE ARE DRIPPIN! EP.3
ユンソンのストイックぶりに殴られる回。熱が入ると止められないタイプっていうのがあたしの中ではすごく意外で、初めてみたときは結構びっくりした。んで、その歯止めをかける役割を主にヒョプとジュノが担ってるのがいいなあと思った。長兄ヒョプがいることのありがたさたるや・・・(ヒョプとユンソンの関係性が嵐の山にしか思えなくて、翌日あたらしあらしの櫻井回を見直すなどした)(?)
We are DRIPPIN! 🎉|WE ARE DRIPPIN! EP.8
ユンソン:普段からはちょっと保守的な、メンバーたちを指導したり、とても断固で冷静で冷たいリーダーと思われがちですが、でも意外と弟たちが僕をからかってるんです。ただ僕を怖がってないみたいです。抜けてるところもよく知っているしおバカさんみたいな兄さんだって思われてるし、僕の気持ちもよく分かってくれています。僕がメンバーたちが大好きだってこと。
この顔になっちゃった………泣いちゃった……
自分を俯瞰的に見たとき「冷たいリーダー」だと感じていて(おそらく)それを気にしていたこと、でも蓋を開けてみたら弟たちに程よくなめられていたこと、メンバーたちが大好きということ……愛じゃないか……これを愛と呼ばずしてなんと呼ぶ……
正直これ、ユンソンの本業・本業以外のテンションの使い分けとそのバランス感覚の良さ故だと思いますけどね……すごいひとだね……
なんだか何を書きたいのかよくわからなくなってきた。とにかくあたしはユンソンがステージを音楽を愛している姿を見るのが大好きで、そこに向かう姿勢も大好きだということ。そしてウリムの誇り、ウリムの未来を担う、と自分を鼓舞する力強さも。
ここまで長々と書きましたが、結局のところユンソンへの気持ちは宇多田ヒカルのStay Goldに詰まってるので、オタクはみんなこれ聴いてください。無邪気に笑ってくださいな、です。
あなたの進む道が明るい光に包まれますように。改めて、デビューおめでとう!